髪がパサパサするのは、使用するヘアケア用品、洗髪方法、ドライヤーの使用方法など、さまざまな原因が考えられます。

「パサパサした髪をどうにかしたいけどケア方法がわからない」という方は、まず原因を探りましょう。

原因に合わせたヘアケアとダメージを与えない対策が、うつくしい髪を守るためには大切です。

この記事では、髪がパサパサになる原因やヘアケア方法、髪にダメージを与えないための対策を解説します。

パサパサな髪は内部の水分が足りなくなった状態

Dry hair is caused by a lack of internal moisture

パサパサな髪は、キューティクルが傷んだことで髪内部の水分が足りない状態です。

髪は3層構造になっており、一番外側を覆うキューティクルには髪の水分やタンパク質を保護する役割があります。

しかし、キューティクルが損傷すると内部の水分やタンパク質が流れ出てしまうため、髪内部の水分が足りなくなり、結果的に髪がパサパサになってしまいます。

パサパサになった髪を放置した場合にあらわれる症状は以下の通りです。

  • 絡まり
  • うねり
  • 枝毛
  • 切れ毛
  • 指通りが悪くなる
  • 毛流れが整いにくい

髪がパサパサしているように感じた場合は放置せず、早めのヘアケアが大切です。

髪がパサパサになる6つの原因

6 reasons why your hair becomes dry

髪は日ごろからさまざまな形でダメージを受けています。

毎日使うドライヤー、髪を清潔に保つための洗髪、おしゃれのためのヘアカラーなどは、使い方次第では髪がパサパサになる原因になります。

ここでは、髪がパサパサになる6つの原因を解説します。

ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージ

ドライヤーやヘアアイロンなどによる熱は、髪がパサパサになる原因です。

例えば、ドライヤーを長時間当てたり、高温すぎるヘアアイロンでセットすると、髪へ熱ダメージが加わり、タンパク質変性が起きてしまいます。

タンパク質変性は髪が硬くなったりパサつく原因のひとつですが、一度起きてしまうと元には戻りません。

また、濡れた髪にヘアアイロンやコテを使うと、より大きなダメージの原因となります。これは、濡れた髪はキューティクルが開き熱に弱くなっているためです。

ヘアアイロンやコテを使用する際は、きちんと乾かしてから使うようにしましょう。

髪質に合わないヘアケア用品

髪質に合わないヘアケア用品の使用は髪がパサパサになる原因です。

例えば、洗浄力の高いシャンプーを使うと、必要な皮脂まで落として乾燥などの頭皮環境の悪化につながります。

頭皮環境が悪いと健康な髪が育ちづらくなるため、新たに生える髪もパサパサになってしまうこともあります。

髪のギシギシ感や頭皮にかゆみを感じる場合は、ヘアケア用品を見直してみましょう。

過剰な洗髪

ゴシゴシ洗いや1日に2回以上のシャンプーといった過剰な洗髪は、髪や頭皮にダメージを与えます。

過剰な洗髪は必要な皮脂まで落としてしまうだけでなく、摩擦によるダメージを与える原因です。

さらに、ゴシゴシ力強く洗うと頭皮を傷つける可能性もあるため、洗髪は優しく行いましょう。

泡立てが不十分な場合も余計な摩擦を生むため、しっかりと泡立てて洗うことをおすすめします。

紫外線

紫外線は肌だけでなく、髪にも悪影響を与えます。

UV-Bの影響によりキューティクルにダメージが与えられ、乾燥して柔軟性を失います。柔軟性を失った髪は枝毛や切れ毛が増えるため、パサつきを感じやすくなってしまうでしょう。

また、頭皮が日焼けすると乾燥するだけでなく体内に活性酸素を生じさせます。体内で活性酸素が過剰に発生すると、髪が正常に育ちづらくなり、パサつきの原因になります。

カラー剤などのケミカルダメージ

パーマやカラーを繰り返し使用すると、薬剤によって髪はダメージを受けます。

パーマやカラーは、強いアルカリ性の薬剤でキューティクルを開き、内部に浸透させて効果を出すため、過度な使用は髪を傷める原因です。

特にブリーチやハイトーンカラーは薬剤が強いため、より大きなダメージを受けてしまいます。

パーマやカラーはアフターケアが大切です。ヘアケアが不十分だと髪がパサパサになる原因となるため、正しいヘアケア方法でダメージを補修しましょう。

更年期による髪質の変化

更年期による髪質の変化がパサパサの原因になっている場合があります。

若いときよりも頭皮の血流が悪くなるうえに、髪のハリやコシ、潤いに関係するエストロゲンの分泌が減少します。

30代以降から徐々に減少するエストロゲンは、髪が細くなる原因です。白髪や薄毛が目立つことによって、よりパサついた印象になる場合もあります。

パサパサな髪を改善する3つのヘアケア方法

3 hair care methods to improve dry hair

パサパサな髪を改善するには、毎日のヘアケアが大切です。

髪の毛は死滅細胞のため、すでに生えている髪の毛は自然に修復されませんが、これから生えてくる髪の健康を守ることはできるため、適切なヘアケアで守っていきましょう。

ここでは、パサパサな髪を改善する3つのヘアケアを紹介します。

髪質にあったヘアケア用品を使う

パサパサな髪を改善させるには、髪質にあったヘアケア用品の使用が大切です。

念入りにヘアケアをしているにも関わらず髪がパサパサする場合は、ヘアケア用品が髪や頭皮に合わず、ダメージを与えている可能性があります。

そのため、髪のパサパサが気になる方はヘアケア用品を見直しましょう。

例えば、敏感肌の場合は弱酸性のシャンプー、ほどよく洗浄力がほしいのであればアミノ酸系のシャンプーなど、髪質に合わせたヘアケア用品への変更がおすすめです。

また、シャンプー後にインバストリートメント(洗い流すトリートメント)を使用すると髪の内部に栄養を与えてくれるため、髪の内側から補修をサポートしてくれます。

洗髪はゴシゴシしない

洗髪する際は、ゴシゴシ洗わないようにしましょう。力強い洗髪は余計な摩擦を生み、髪や頭皮を傷つける原因です。

正しい洗髪方法は以下の通りです。

  1. 毛先から徐々にブラッシングする
  2. 頭皮に付着した汚れを落とすように優しく予洗いする
  3. シャンプーを手のひらで泡立てる
  4. 泡立てたシャンプーを頭にのせる
  5. 指の腹で頭皮を優しく揉むように洗う
  6. しっかりとすすぐ

すすぎ残しは頭皮トラブルやかゆみの原因になるため、生え際や耳の後ろ、襟足まできちんとすすぐことが大切です。

ドライヤーやヘアアイロンの使い方を見直す

熱ダメージを受けてパサパサの髪になってしまった場合は、ドライヤーやヘアアイロンの使い方を見直してみましょう。

それぞれの正しい使い方は以下の通りです。

ヘアアイロンやコテストレート約160℃、カール約140℃に設定し使用する※ダメージが強い場合は約150℃に設定する
ドライヤードライヤーを髪から適度に離したり、ヘッド部分を左右に振りながら風を当てて髪の表面が高温になるのを防ぐ

どちらも、長時間高温の熱を与えないことが大切です。熱が長時間加わってしまうとタンパク質変性によって髪がダメージを受けてしまいます。

そのため、洗髪後には吸水率がよいタオルで水分を取り、ドライヤーを当てる時間を短くするのがよいでしょう。

また、ドライヤーやヘアアイロンを当てる前にヘアケア剤を塗布するとダメージを軽減できます。

髪をパサパサにさせない3つの対策

3 ways to prevent your hair from becoming dry

髪の毛をパサパサにさせないためには、日ごろからの対策が大切です。ここでは、髪をパサパサにさせない3つの対策を紹介します。

パーマやヘアカラーの頻度を減らす

パーマやヘアカラーはアルカリ性の薬剤を使ってキューティクルを開くため、頻繁に行うと髪に大きなダメージを与えます。

そのため、パーマやへアカラーの頻度はできるだけ減らし、2~3ヶ月に1回程度にしておきましょう。

ただし、仕事上などでヘアカラーの頻度を減らせない場合は、リタッチなどのダメージを受けにくい施術がおすすめです。

また、ハイライトカラーも根元の伸びた部分が目立ちにくいため、ヘアカラーの頻度を減らせるでしょう。

パーマやヘアカラーによるダメージが気になる方は、美容師に相談するのもおすすめです。

トリートメント成分が含まれたヘアカラー剤やパーマ剤など、ダメージの少ない薬剤を使用してくれる場合もあります。

紫外線対策をする

夏の強い紫外線を浴びることで髪にダメージが蓄積し、パサつき、切れ毛、枝毛などのトラブルを引き起こしてしまうため、髪が焼けないような紫外線対策が大切です。

例えば、真夏の紫外線が強い場所に行くときは、日傘やUVカット機能付きの帽子、髪用の日焼け止めスプレーを使い、髪に強い紫外線が当たらないような対策をしましょう。

また、プールや海などで髪が濡れてしまうと、紫外線に塩素が加わり、髪に大きなダメージを与える場合があります。

もし濡れた場合にはシャンプーで汚れを洗い流してから、トリートメントでしっかり保湿することを忘れないようにしましょう。

頭皮の環境を整える

髪がパサパサで悩んでいる方は、頭皮の環境を整えることが大切です。

髪は頭皮から栄養源を吸収しているため、頭皮が硬さやハリのなさを感じるときは、頭皮マッサージを行って環境を改善しましょう。

頭皮マッサージによってコリがほぐされて血行が促進すれば、髪に十分な栄養が届けられて、ダメージを受けた髪や生え変わる髪にツヤやコシが生まれます。

また、頭皮マッサージでは、頭皮専用ブラシやパドルブラシを使用して毛穴に詰まった皮脂を除去するとより効果的です。

髪を根本から美しくするために、環境を整える頭皮マッサージを取り入れましょう。

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「ドライヤーしたあとに髪がパサパサする」と感じる方は、ぜひLaifen SEヘアドライヤーシリーズで髪質改善を目指してください。

まとめ

髪がパサパサになる原因、ヘアケア方法、髪にダメージを与えないための対策を解説しました。

髪がパサパサになる原因は、合わないヘアケア用品の使用や過剰な洗髪、紫外線やドライヤーの熱が主な原因です。

パサパサな髪はうねりや枝毛を発生させ、見た目でもキレイな状態とはいえません。

そのため、うるおったキレイな髪を維持するためにも、日ごろから適切なヘアケアを行っていきましょう。

髪への熱ダメージを抑えるなら、Laifen SEヘアドライヤーがおすすめです。

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また、2億個のマイナスイオンを瞬時に放出させて髪のパサつきを軽減します。

髪のパサつきを改善したい方は、この機会にLifen SEヘアドライヤーシリーズの利用をご検討ください。