「髪の毛の傷みがひどい…」

「ダメージをケアしてサラサラの髪になりたい!」

「傷んだ髪にツヤを出すにはどうしたらいい?」

ダメージを受けてボロボロになってしまった髪をサラサラ・ツヤツヤにしたい!という方は多いでしょう。

肌のように感覚があるわけではないため気がつきにくいですが、髪の毛は毎日さまざまなダメージを受け傷んでいます。

髪のダメージが気になるなら、傷む原因を知ってしっかりダメージケアしてあげることが大切です。

この記事では、傷んだ髪の特徴や髪が傷む原因、サラサラ髪を目指すダメージケア方法などについて解説します。

ダメージを受けた髪をケアして、サラサラ髪、ツヤツヤ髪になりたい方はぜひ記事を最後までチェックしてみてくださいね。

傷んだ髪・ダメージヘアの特徴

Characteristics of damaged hair

傷んだ髪とは具体的にどんな状態なのでしょうか?

ヘアケアについて知る前に、まずは髪の構造や傷む仕組み、ダメージを受けて傷んだ髪の特徴について知っておきましょう。

  • キューティクルが傷んで髪内部がスカスカになる
  • ツヤがなくなる
  • 指通りが悪くなる
  • ヘアカラーが抜けやすくなる
  • 枝毛や切れ毛が多くなる
  • 髪の毛がチリチリになる

傷んだ髪には、上記のような特徴があります。ここから詳しく解説していきます。

パサパサ髪の悩みについては下記の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

髪がパサパサになる原因は?改善させるヘアケア方法やダメージを与えないための対策を解説

キューティクルが傷んで髪内部がスカスカになる

まずは、髪の構造から見ていきましょう。

髪は3層になっており、イラストにもある通り内側から「メデュラ」「コルテックス」「キューティクル」で構成されています。

Hair has three layers, and as you can see in the illustration, it consists of the medulla, cortex, and cuticle from the inside.

「メデュラ」は髪の中心部にある、蜂の巣状の組織です。

メデュラの役割ははっきりわかっていないものの、髪のうるおいや弾力を保つ、クッションのように衝撃から頭部を守る、寒暖を頭部に伝えにくくする働きがあるとされています。

メデュラを覆う「コルテックス」は繊維状をしており、髪の85~90%を占めるとても重要な部分です。コルテックスは主にタンパク質でできており、たくさんの水分を蓄えています。

「キューティクル」は、メデュラやコルテックスを守っているウロコのような組織です。

ダメージを受けてキューティクルが剥がれたり欠けたりすると髪内部の水分が流出しやすくなり、髪がスカスカになってしまいます。

スカスカになった髪は水分が不均一に入りやすくなるため、湿気があるとうねりやクセ、ボワっと膨張してしまうこともあります。

髪のツヤがなくなる

キューティクルが傷むと、髪のツヤもなくなってしまいます。

一般的にいわれる髪のツヤとは、「キューティクルの表面で反射した光(表面反射光)」のことです。

キューティクルがしっかりと引き締まりなめらかな状態では光が反射しやすく、天使の輪とも呼ばれる美しいツヤが生まれます。

しかし、キューティクルが傷ついて表面がデコボコしていると、反射の方向がバラバラになり、ツヤが低下して見えてしまうのです。

指通りが悪くなる

ダメージを受けた髪は、髪表面を整えているキューティクルが傷むことで指通りが悪くなることも特徴です。

また、髪の柔軟性に影響するコルテックスがダメージを受けると柔軟性や弾力が低下し、「髪がゴワつく、硬い」「コシや弾力がなくなる」と感じることもあるでしょう。

ヘアカラーが抜けやすくなる

髪が傷んでいると、ヘアカラーも抜けやすくなってしまいます。

ヘアカラーではコルテックスにあるメラニン色素を脱色してから色を入れることで髪を染めていますが、キューティクルが傷んでいるとヘアカラーの成分が流れ出しやすくなり、色抜けが早くなってしまうことに。

特に、お風呂上がりに髪が濡れたまま放置することが多い人は注意が必要です。キューティクルは濡れると開いた状態になる性質があるため、ヘアカラーの染料が抜けやすくなります。

枝毛や切れ毛が多くなる

キューティクルだけでなく髪内部の空洞化が進行すると、枝毛や切れ毛が多くなってきます。

コルテックスは繊維状の組織が集合し縦に連なるように並んでいるため縦に裂けやすく、そうして起こるのが枝毛です。

髪のダメージが深刻になると、少しの衝撃を受けただけでも髪が切れてしまうこともあります。

髪がチリチリになる

湿気の多い日や雨の日、梅雨の時期に髪がチリチリになってしまうことに悩んでいる方もいるでしょう。

髪がチリチリになるのは、特にダメージが進行してしまっている証拠。髪内部の構造に歪みが出てしまっており、湿気があるとさらに歪みが強くなります。

髪がチリチリになる原因は、ダメージの他にも生まれつきの髪質や加齢も影響しています。

髪を傷める原因

Causes of hair damage

髪のダメージケアでは、「そもそも髪が傷む原因を減らすこと」も大切です。

  • 摩擦ダメージ
  • 熱ダメージ
  • ケミカルダメージ(カラー・ブリーチ・パーマなど)
  • 紫外線ダメージ

ここでは、上記の髪を傷める原因について詳しく解説します。

摩擦ダメージ

摩擦ダメージは、キューティクルを剥がしてしまう原因です。

ブローやブラッシングのときは摩擦が起こりやすいため、髪を強く引っ張りすぎないようにして、優しく乾かしましょう。

また、シャンプーのときにガシガシ強く擦る、タオルドライのときにゴシゴシ拭くのもダメージにつながるため注意が必要です。

熱ダメージ

ドライヤーやアイロン、コテによる熱も髪にダメージを与える原因の一つです。

キューティクルは熱に弱いため、ドライヤーでの乾かしすぎや、高温のヘアアイロン・コテには注意しましょう。

髪のクセが強く、毎日のようにヘアアイロンをかけてストレートにしている人は、美容院でストレートパーマや縮毛矯正をかけた方がダメージを抑えられる可能性もあります。

ケミカルダメージ(カラー・ブリーチ・パーマなど)

カラー・ブリーチ・パーマではキューティクルを剥がす薬剤を使用するため、毛髪内部にある栄養分が流れ出てしまい、髪がダメージを受けます。

ヘアカラーやパーマなどの化学処理をすると1回につき髪が約0.01〜0.03mm細くなるともいわれており、髪に与える影響は大きいものです。

セルフカラーの場合はダメージが大きくなってしまう可能性があるため、ダメージが気になる場合は美容院で染めるのがおすすめ。美容師が悩みに合った薬剤を選んで染めてくれるのでダメージを抑えられます。

紫外線ダメージ

紫外線も、髪にダメージを与える原因です。髪のタンパク質を傷つけ、乾燥を引き起こして髪のうるおいを低下させてしまうため、注意しましょう。

顔や体には毎日UVケアを行っているけど、髪まではケアしていないという方も多いのではないでしょうか。ダメージケアのために、ぜひ髪の紫外線対策も始めてみましょう。

髪が傷むNG行動

NG actions that damage your hair

毎日何気なくしている行動が、髪にダメージを与えてしまっている可能性も。

  • 髪が濡れたまま放置する(自然乾燥)
  • 髪が濡れたままヘアアイロン・コテをかける

特に注意したいのが、上記の行動です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

髪が濡れたまま放置する(自然乾燥)

「熱ダメージを受けないから自然乾燥の方がいい」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実はそれは誤りです。

自然乾燥は熱ダメージは受けないものの、「摩擦によって髪が傷む」「髪のパサつきや頭皮の皮脂過剰につながる」「雑菌が繁殖し臭い・かゆみが出る」など多くのデメリットがあります。

濡れた状態の髪はダメージを受けやすいため、髪を洗ったらなるべく早くドライヤーで乾かしてあげることが大切です。

ドライヤーと自然乾燥については下記の記事で詳しく解説していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ドライヤーと自然乾燥はどちらがいいの?それぞれのメリット・デメリットを徹底解説!

髪が濡れたままヘアアイロン・コテをかける

ヘアアイロンをかけるときに髪が濡れたままだと、キューティクルが開いているため髪内部の水分まで一緒に蒸発してしまいます。

この現象は水蒸気爆発と呼ばれ、髪への大きなダメージになります。

髪にヘアアイロンを当てたとき「ジュッ」という音が聞こえるのであれば水蒸気爆発が起きているため、しっかりドライヤーで髪を乾かしてから使うようにしましょう。

傷んだ髪のダメージケア方法6つ

6 ways to care for damaged hair

ここからは、傷んでしまった髪をケアする方法を紹介します。

  1. ダメージケアシャンプーやトリートメントを使う
  2. 正しい方法で髪を洗う
  3. ヘアオイルなどで髪を守る
  4. お風呂上がりはなるべく早くドライヤーで乾かす
  5. ブラッシングを習慣づける
  6. 髪に与えるダメージを減らす

できるものから実践してみて、サラサラ・ツヤツヤの髪を目指しましょう。

1:ダメージケアシャンプーやトリートメントを使う

ダメージが気になる場合は、毎日使うシャンプーをダメージケア用のものに変更してみましょう。

髪の傷みが気になる人に特におすすめなのが、優しい洗い上がりの「アミノ酸系のシャンプー 」です。

アミノ酸系シャンプーは髪の保湿性を高めてくれるのが特徴。弱酸性で髪にも頭皮にも優しいので、敏感肌の人も安心して使用できます。

また、ダメージケアならぜひ取り入れたいのがトリートメントです。トリートメントには傷んだ髪の内部に栄養分を届けて補修する作用があり、効果的なダメージケアができます。

大きく分けると、お風呂で使う「インバストリートメント(洗い流すトリートメント)」と、お風呂から出た後に使う「アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)」があり、できれば両方使うのがおすすめです。

2:正しい方法で髪を洗う

誤った方法でのシャンプーは、髪のダメージや頭皮トラブルの原因になります。以下のステップで、丁寧に髪の汚れを落としましょう。

  1. 予洗いで髪についた汚れや皮脂を落とす
  2. シャンプーを手のひらに取って泡立てる
  3. 指の腹でマッサージするように頭皮を優しく洗う
  4. 髪の毛はたっぷりの泡で撫でるように洗う
  5. 洗し残しがないようにしっかりすすぐ

なお、髪を洗うときの適温は36~38度が目安です。40度以上では熱すぎで、頭皮の乾燥につながるため注意しましょう。

3:ヘアオイルなどで髪を守る

ヘアオイルやヘアミルクなど、アウトバストリートメントとも呼ばれるアイテムを使って、髪をコーティングしてあげるのもおすすめです。

補修成分が入ったものや、熱から髪を守るものなど多くの種類があるので、気になるダメージに合わせて選んでみましょう。

商品によって「ドライヤー前に髪が濡れた状態で使うもの」「ドライヤーで髪を乾かした後で使うもの」など使うタイミングに違いがあるため、商品説明をチェックしてから使用しましょう。両方のタイミングで使えるものもあります。

4:お風呂上がりはなるべく早くドライヤーで乾かす

髪が濡れた状態が長くなるとダメージにつながるため、お風呂上がりはなるべく早めにドライヤーを使って髪を乾かしましょう。

ドライヤーは正しく使用すれば髪のダメージを抑えながら乾かせます。ぜひ以下のポイントを意識してみてください。

  • 乾かす前にタオルで十分水気を取る
  • アウトバストリートメントを使って髪をコーティングする
  • 温度設定に注意する(70〜80度が目安)
  • ドライヤーと髪の間に距離を取る(15〜20cm程度)
  • 同じ部分に熱風が当たらないようにする
  • しっかりと乾かす
  • 仕上げに冷風を使ってキューティクルを引き締める

髪ダメージを抑えるドライヤーの使い方のコツについては以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてチェックしてみてください。

ドライヤーで髪は痛む?髪に与える影響とダメージを抑えた使い方を解説

5:ブラッシングを習慣づける

ヘアケアの一つとして、ブラッシングを習慣づけるのも効果的です。

ブラッシングは髪の絡まりをほぐしたりスタイリングしたりするだけでなく、頭皮の血行を良くする効果もあります。

髪の土台である頭皮の血行がよくなることで、健康な髪に導くことができますよ。

6:髪に与えるダメージを減らす

ダメージケアをするうえでは、これ以上髪を傷めないことも大切です。

  • ドライヤー・ヘアアイロン・コテは適切な温度で使用する
  • ヘアアイロンやコテの頻度を下げる
  • 美容院ではダメージを抑えられるカラーやブリーチ、パーマのメニューを選ぶ
  • UVカットヘアスプレーなどで紫外線ケアを行う

一度ボロボロになってしまった髪の毛は元には戻らないため、毛先の傷みが気になる部分は思い切ってカットしてしまうのもいいでしょう。

ダメージが深刻な部分をカットすることで、髪をきれいに見せられます。

SWIFT ヘアドライヤーならダメージケアしながら乾かせる◎

With the SWIFT hair dryer, you can dry while taking care of damage

髪のダメージが気になる場合は、ドライヤーを見直してみるのもおすすめです。

毎日必ず使うドライヤーだからこそ、高機能のものを選ぶことで効果的なヘアケアができます。

SWIFT ヘアドライヤーは、Laifen独自の技術でリアルタイムで風の温度を制御。高温による髪のダメージを防ぎながら乾かせます。

マイナスイオン発生器も搭載しており、2億個ものマイナスイオンがしっとりとまとまる髪へ導きます。

22m/sの高風速で、濡れた髪を素早く乾かせることもメリット。約16年間の長寿命なので長くお使いいただけます。

まとめ

髪は毎日さまざまなダメージを受けています。

一度傷んでボロボロになった髪は元通りになることはないため、髪が傷む原因をなるべく減らしつつ、効果的なダメージケアを取り入れていきましょう。

シャンプーやトリートメントなどによるケアに加えて重視したいのが毎日のドライヤーです。しっかり髪のことを考えたドライヤーをお探しなら、高機能で軽量なLaifenのドライヤーがおすすめです。

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