「ドライヤー後の髪がまとまらない」、「サロンでブローしてもらったときと全然違う」とお悩みの方は、セルフブローのやり方を見直してみるとよいかもしれません。

正しいブロー方法を知らないまま髪を乾かしていると、髪にダメージを与えたり、せっかくのヘアスタイルが崩れてしまったりする可能性があります。

自宅でサロンのようなブローを実現するためには、まず自分の髪質に合ったドライヤーを選ぶことが大切です。

そして、髪質に応じた乾かし方の工夫で、髪へのダメージを抑えながら、美しいヘアスタイルに仕上げられます。

この記事では、ブローの効果や基本的な方法をはじめ、上手にブローするためのポイントや、髪質別のコツを詳しく解説します。

ブローの手順を見直し、自分にあったテクニックを身につけることで、憧れのサロンスタイルを自宅で再現できるようになるでしょう。

ブローとは

What is blow?

ブローとは、ドライヤーと手ぐし、またはヘアブラシを使って髪を乾かし、スタイリングする技術です。

ブローは、ヘアケアにおいてもヘアスタイリングにおいても重要な役割を果たします。

根元から毛先に向かって丁寧に髪を乾かすと、髪のキューティクルが整い、ツヤとまとまりのある髪に仕上がります。

また、単に髪を乾かすだけでなく、根元の生え癖や癖のある髪をまっすぐに整えたり、ボリュームを調整したりすることも可能です。

髪の流れを整えると、まとまりのある美しいヘアスタイルを作りやすくなります。

正しいブローテクニックを身につけ、サロンのような美しい仕上がりを自宅で再現しましょう。

ブローの効果

Blow effect

ブローは髪の健康と美しさを保つために重要な役割を果たしています。

ブローによって期待できるのは、以下のような効果です。

髪の乾燥と水分バランスの調整

健康的な髪は約11〜15%の水分を含んでいて、適度な水分量を保つことで髪に弾力とツヤが生まれます。

ブローによって髪の表面を覆うキューティクルが整うと、水分の蒸発を適度にコントロールできます。

ツヤとの向上

ブローの際、キューティクルが整うと髪の表面が滑らかになり、光の反射がよくなります。

これにより髪に自然なツヤが生まれ、健康的で美しい印象に仕上がります。

髪のクセやうねりの改善

ブラシを使って根元から毛先に向かって引き伸ばしながらブローすると、髪の流れを整えてまっすぐな髪に仕上げられます。

これを繰り返して髪の流れを整えることで、クセやうねりを徐々に改善可能です。

頭皮の血行促進

ブローの際にブラシで頭皮を適度に刺激すると、頭皮の血行を促進する効果もあります。

頭皮の血行がよくなると毛根に必要な栄養が行き渡りやすくなり、健康的な髪の成長を促せます。

ヘアスタイルのセット

ブローする際にブラシの動かし方や温風の当て方を変えると、さまざまなヘアスタイルを作れます。

ボリュームを調整したり動きのあるスタイルに仕上げたり、日によって髪の印象を変えることも可能です。

セルフブローの重要性

The importance of self blowing

セルフブローは、美しく健康的な髪を維持するために欠かせない習慣です。

適切なブローテクニックを身につけると、乾燥や風によるダメージを抑えながら髪にツヤやボリュームを与えられます。

また、髪の癖やクセを制御し、まとまりのある髪に仕上げることも可能です。

サロンでのブローは時間とコストがかかりますが、セルフブローを習得すればいつでも自分の好みのスタイルに仕上げられます。

さらに、毎日のブローで自分の髪質や髪の状態を把握すると、ダメージの早期発見にもつながります。

毎日のヘアケアのなかでセルフブローを大切にする時間が、健康的な髪を維持するための鍵となるでしょう。

基本的なブローの方法

Basic blow method

基本的なブローの方法は以下の通りです。

準備するもの

ブローを行う際は、以下のものを準備しておくとよいでしょう。

タオル

ブロー前に髪の水気を取るために使用します。マイクロファイバータオルは吸水性が高く、髪への摩擦を軽減できます。

ドライヤー

風量や温度調整機能があるものが便利です。マイナスイオン機能つきのドライヤーは、髪のまとまりをよくします。

ブラシ

髪の長さや目的のスタイルにあったブラシを選びます。ロールブラシ、パドルブラシ、クッションブラシなどがあります。

アウトバストリートメント

熱から髪を守るクリームやオイルです。ブローの直前に髪に塗布します。髪質や悩みに合わせて自分にぴったりのものを選びましょう。

ヘアクリップ

髪を小分けにしたり、分け目の修正に使用したりします。

これらのアイテムを事前に準備しておくと、スムーズにブローを行えます。

個人の髪質やスタイルにあわせて、必要なものを選ぶとよいでしょう。

1.タオルドライ

タオルで頭皮を押さえ指の腹で揉むようにし、毛先はタオルでポンポンと挟み込みます。

このとき、髪を強くこすり過ぎないように注意しましょう。

2.ドライヤー

ドライヤーを使って根元から毛先に向かって温風を当てます。

ドライヤーの風をうしろから当て、まずは根本を浮かしながらハンドブローで乾かします。

毛先から乾かしてしまうとオーバードライ(乾かしすぎ)のもととなるため注意しましょう。

前髪や襟足などのクセが出やすい部分は、根本を左右に振りながら乾かすと、きれいにブローできます。

3.ブラッシング

全体の7〜8割程度が乾いたら、次にヘアブラシを使って髪の流れを整えましょう。

上から頭皮にブラシを当てて手首を返し、髪の毛をブラシに絡ませて根本の毛を引っ張りながらまっすぐ下ろします。

中間より下は、内側からブラシを当てて髪を下に伸ばすイメージでブローし、毛先はカールするようにブラシを回すとまとまりのある仕上がりになります。

4.冷風を当てる

仕上げに、毛先に向かって冷風を当ててキューティクルを引き締め、ツヤをだします。

必要に応じてヘアワックスやヘアスプレーなどのスタイリング剤を使い、髪型を整えましょう。

上手にブローするためのポイント

Points for good blow blowing

ブローを上手に行うためのコツを6つ紹介します。

タオルドライを十分にする

ブローを始める前にタオルで髪の水気を十分に取ることが大切です。

髪が濡れすぎているとブローに時間がかかるだけでなく、髪に負担をかける可能性があります。

ドライヤーと適切な距離を保つ

ドライヤーのノズルは、髪から15センチ程度離して使用しましょう。

近づけすぎると熱によるダメージを与えてしまうおそれがあります。

アウトバストリートメントをつける

ブロー前に洗い流さないタイプのトリートメントを使用することで、熱によるダメージを抑えられます。

両手に伸ばしてから、中間から毛先になじませましょう。

ドライヤーの風は根本から毛先に向かって当てる

ドライヤーの風を下から当ててしまうとキューティクルが開いてしまい、パサつきやダメージの原因になります。

キューティクルの流れに沿って根元から毛先に向かって風を当てるとよいでしょう。

風量と温度を使い分ける

強風と弱風を適切に使い分けることで、髪へのダメージを抑えながら効率的にブローを行えます。

また、熱風は髪を素早く乾燥させられますが、髪の状態にあわせて温風や冷風に切り換えられるドライヤーを選ぶと便利です。

ブラシを選ぶ

自分の髪の長さや、なりたいスタイルにあったブラシを選ぶことが重要です。

ショートヘアにはロールブラシ、ロングヘアにはパドルブラシやワイドブラシがおすすめです。

これらのコツを意識しながらブローを行うと、美しく健康的な髪を維持できるでしょう。

【髪質別】ブローのコツ

[Hair type] Tips for blow drying

髪質にあわせたコツを押さえると、自分に適した方法でブローを行えます。

ここからは、髪のタイプ別にブローのコツを紹介します。

髪が長い・髪が多い

ロングヘアの方はブローに時間がかかりがちです。以下のような工夫をすることで効率的にブローを行い、髪へのダメージを抑えられます。

  • ブロッキング
  • ドライヤーの風量
  • ノズルをつける

ロングヘアや髪の量が多い方は、サイドからバックの髪を上下に分けてブロッキングすると、乾かしやすく、仕上がりも美しくなります。

また、パワーのあるドライヤーを選ぶことも重要です。風量が多く、温風と冷風の切り替えができるドライヤーがおすすめです。

ドライヤーにノズルが付属している場合は、ぜひ活用しましょう。風が一点に集中して髪にツヤがだせます。

クセ・うねりを抑えたい

クセやうねりが気になる方は、以下の工夫をすることでまっすぐでなめらかな髪に仕上げられます。

  • クセやうねりを抑えるアウトバストリートメントを使用する
  • 根元からしっかりと乾かす
  • ブラシを使って引っ張るようにブローする

ドライヤーの前にクセやうねりを抑えるためのヘアクリームやセラムを、髪全体になじませてからブローを始めるとよいでしょう。

また、クセやうねりは根元から発生する場合が多いため、根元からしっかりと乾かすことが大切です。特に、後頭部や襟足は丁寧にブローしましょう。

そして、ブラシを使って髪の根元から毛先に向かって引っ張るようにブローすると、髪をまっすぐに整えられます。

温風でブローしたあとに冷風を当てると、キューティクルを引き締め、まっすぐな状態をキープできます。

ボリュームをアップしたい

全体的に、または部分的にふんわりとしたヘアスタイルを作りたい場合は、以下の点を意識してみましょう。

  • 根元から立ち上げるようにブローする
  • ブラシの選び方
  • ヘアクリップを使用する

髪の根元から立ち上げるようにブラシを動かしながら温風を当てましょう。前髪や後頭部の根元は意識的に立ち上げる方向にブローすることが大切です。

ロールブラシやリフトアップブラシなど、ボリュームアップに適したブラシを使用するとよりよいでしょう。

分け目部分は、縦に挟むようにクリップで留めてからドライヤーを当て、冷風で仕上げると根本のボリュームをキープできます。

クセ・パーマをいかしたい

クセやパーマをいかしたい方は、以下のように工夫すると自然な動きやボリューム感のあるヘアスタイルを作れます。

  • 強風と弱風を使い分ける
  • 手ぐしで乾かす
  • パーマヘア用のスタイリング剤を使う

根元の部分は強風で素早く乾かし、パーマがかかっている部分は弱風で優しく乾かすとよいでしょう。全体を強い風でブローすると、クセ毛やパーマの動きが損なわれてしまう可能性があります。

ブラシを使わずに手ぐしで乾かすことでも、自然なカールやウェーブを活かせます。髪を軽くつまみながら、ドライヤーの風を優しく当てましょう。

また、クセやパーマの動きをキープするために、ディフューザーを使用するのもおすすめです。ディフューザーを使用するとドライヤーの風速を減らし、カールを乱さずに乾燥させられます。

パーマヘアの方も、最後に冷風を当てるとキューティクルを引き締め、スタイルをキープできます。

軽量でスタイリングも楽々!セルフブローにSWIFT ヘアドライヤー

Lightweight and easy to style! SWIFT hair dryer for self-blow

セルフでのブローやスタイリングを上手に仕上げたい方におすすめなのが、LaifenのSWIFT ヘアドライヤーです。

SWIFT ヘアドライヤーはスマート温度制御システムを搭載していて、温度を精密にコントロールしながら髪を乾かせるのが特長のドライヤーです。

約80度の熱風、約50度の温風、そして冷風の切り換えが可能で、髪へのダメージを抑えながら効果的にブローができます。

また、わずか約407gと軽量なためブロー時に腕が疲れにくく、片手で簡単に操作できるのも魅力です。

ショートヘアなら約3分、ロングヘアでも約7分という短時間で乾かせる、22m/sの高風速を実現しました。

Laifen hair dryer with a a diffuser

さらに、SWIFT SPECIAL ヘアドライヤーには、スムージングノズル、スタイルングコンセントレーター、ディフューザーの3種類のノズルが付属していて、ストレートからパーマへまでさまざまなヘアスタイルに対応します。

「ブローが上手にできない」「髪を傷めずに素早くブローしたい」といったお悩みをお持ちの方は、Laifenのヘアドライヤーをぜひ一度お試しください。

まとめ

ブローの効果、基本的なブローの方法、髪質別ブローのコツなどを解説しました。

健康的で美しい髪を保つためにブローは欠かせませんが、幾つかのポイントを押さえるとよりまとまりのよい髪に仕上げられます。

上手にブローするためには、まずしっかりタオルドライを行うという点が大切です。

また、ブラシの使い方を工夫したり、ドライヤーを適切に使用したりすることも重要です。

LaifenのSWIFT ヘアドライヤーなら、強風・弱風の使い分けや、温度の切り替え機能もあり、まるでサロンでブローしたような仕上がりを目指せます。

毎日のブローでツヤ感とまとまりのある髪を手に入れたい方は、ぜひこの機会にLaifenのヘアドライヤーをご検討ください。