「朝のヘアケアはどの順番でするのが正しいの?」
「髪がパサつかないためにはどうすればいい?」
「トリートメントやドライヤーの正しい使い方は?」
朝のヘアケアは、1日を気持ちよくスタートするために大切です。
しかし、何から始めればいいのか、どの順番で行うのが効果的なのかわからずお困りの方もいるでしょう。
本記事では、朝にヘアケアをする際の正しい順番や、効果的なヘアケアアイテムの使い方について解説します。
朝の正しいヘアケア方法について知りたい方、ツヤのあるサラサラ髪を手に入れたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
朝にヘアケアをする重要性
朝にヘアケアを行うことは、以下の理由から非常に重要です。
- 外見の印象を良くする
- 髪の健康を保つ
- スタイリングの持続力を高める
朝のヘアケアをしっかり行うことで、全体的な外見の印象が大きく向上します。髪が整っていると清潔感のある印象を与えられるのです。
朝のケアは髪の健康を保つためにも重要です。朝のスタイリングにアイロンやコテを使う方もいるかと思いますが、しっかりケアしないと熱ダメージによって髪が傷む原因になります。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルをうまく活用することで、熱ダメージを抑えて髪の健康を保てるでしょう。また、トリートメントやヘアオイルには、髪のまとまりを良くする効果もあるため、スタイリングの持ちも良くなります。
【朝】ヘアケアの正しい順番
朝のヘアケアは、髪の健康とスタイリングの持ちを左右する重要なプロセスです。以下に朝のヘアケアの正しい順番をまとめました。
- 寝ぐせを直す
- 髪にブラシを通す
- ドライヤーで整える
- アイロンやコテでスタイリングする
- スタイリング剤をつける
これらのステップを順番通りに行うことで、ダメージのないサラサラの髪を維持できるでしょう。それぞれの手順について、以下で詳しく解説します。
1.寝ぐせを直す
朝のヘアケアの最初のステップは、寝ぐせを直すことです。寝ぐせがつきにくい方は、飛ばして2に進んでください。
寝ぐせを直す際は、以下どちらかの方法で行います。
- 水で濡らす
- ミストタイプの寝ぐせ直しを使う
水で濡らす場合は、スプレーボトルを使うのがおすすめです。寝ぐせ部分をピンポイントで濡らせるため、朝のスタイリング時間を短縮できます。
ミストタイプの寝ぐせ直しは、髪に余分な水分を与えずに寝ぐせを整えることができるため、忙しい朝に便利です。トリートメント成分が配合されているものも多いため、水だけで寝ぐせを直すより手触りが良くなります。
水だけだと髪のパサつきが気になる方は、洗い流さないトリートメントをつけるのがおすすめです。特に乾燥しやすい毛先を中心につけることで、パサつきを防ぎ、しっとりとした質感を保つことができます。
「寝ぐせを直すなら、朝にシャンプーをする方がいいのでは?」と思う方もいるかと思いますが、朝にシャンプーをするのは避けた方が良いでしょう。
朝は時間がないことも多く、髪が完全に乾かないまま外出するケースが多いためです。湿った状態が続くと、髪の水分が蒸発して乾燥しやすくなり、ダメージやパサつきの原因になります。
2.髪にブラシを通す
寝ぐせが直ったら、髪にブラシを通して髪のもつれを取りましょう。
ブラシを通すときは、髪の絡まりを無理に引っ張らないことが大切です。無理に髪を引っ張ると髪に負担がかかり、髪が抜けたり、枝毛ができやすくなったりする可能性があります。
そのため、髪が絡まっている場合は優しくほぐすようにブラシを通しましょう。目が粗いブラシを使うのも効果的です。
また、髪の中間から毛先、根本から毛先と少しずつブラシを通すことで、髪のダメージを抑えながら絡まりを解消できます。
3.ドライヤーで整える
ブラッシングの後は、ドライヤーで髪を整えましょう。髪が完全に乾いている場合は、冷風を使って髪を整えることで、スタイリングがしやすくなります。
ドライヤーを使う際は、適切な距離を保ち、髪に負担をかけないようにするのが大切です。目安としては、髪から20cm以上離して使用するようにしましょう。
4.アイロンやコテでスタイリングする
髪が整ったら、アイロンやコテを使ってスタイリングします。
アイロンやコテを使う際は、熱ダメージから髪を守る「ヒートプロテクト効果」のあるアイテムを使用するのがおすすめです。オイルやスプレーなどさまざまなアイテムがあるため、使用感が良いものを選びましょう。
アイロンやコテの適切な温度は、120〜160℃程度です。高温すぎると髪のタンパク質が変性し、キューティクルが傷みやすくなります。
髪の乾燥、切れ毛や枝毛、パサつきの原因になるため、適切な温度での使用を心がけましょう。
何℃が自分に合っているかわからない方は、持っているコテやアイロンの一番低い温度からスタイリングしてみてください。スタイリングしにくければ温度を少しずつ上げ、スタイリングできる最も低い温度を見つけましょう。
5.スタイリング剤をつける
最後に、スタイリング剤で仕上げを行います。スタイリング剤ごとの違いを以下の表にまとめました。
ヘアオイル | ジェル | ワックス | スプレー | |
主な用途 | 髪にツヤを与える | ヘアスタイルを固定する | 自然な毛流れを出す | ヘアスタイルを長時間キープする |
使用感 | 軽いなめらか | 固いべたつきやすい | 軽い柔らかい | 軽い |
持続力 | 中程度 | 強力 | 中程度 | 強力 |
適したスタイル | ストレートパーマ
ダメージケア | パーマ | ナチュラル動きのあるスタイル | まとめ髪前髪 |
スタイリング剤はそれぞれに特徴が異なるため、自分の髪質やヘアスタイルに合う製品を選びましょう。
朝のヘアケアに役立つアイテム
ここからは、朝のヘアケアに役立つアイテムを紹介します。
- 寝ぐせ直しスプレー
- 洗い流さないトリートメント
- ドライヤー
これらのアイテムを上手に使うことで、朝のヘアケアがより楽に、効率的になるでしょう。それぞれの使い方と選び方について、以下で詳しく解説します。
寝ぐせ直しスプレー
寝ぐせ直しスプレーとは、寝ぐせで乱れた髪を整えるためのスプレーです。保湿成分や栄養が含まれているため、水で濡らすよりも髪に良い影響を与えられます。
寝ぐせ直しスプレーの正しい使い方
乾いた状態の髪にスプレーを吹きかけ、軽く揉み込むようにして馴染ませてください。その後、ブラシや手で整えると寝ぐせが直りやすくなります。
寝ぐせ直しスプレーには保湿成分や栄養が含まれているため、髪のパサつきが気になる方や、ダメージが気になる方にもおすすめです。
寝ぐせ直しスプレーの選び方
寝ぐせ直しスプレーを選ぶ際は、髪質や悩みに合わせて製品を選ぶと良いでしょう。
たとえば、髪がべたつきやすい方は軽い仕上がりのスプレーがおすすめです。一方、パサつきが気になる方には、保湿成分が含まれているスプレーが適しています。
また、UVカット効果があるスプレーを選ぶと、日中の紫外線から髪を守れるため、紫外線を浴びることが多い方は検討してみると良いでしょう。
洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントとは、洗い流す必要のないヘアケアアイテムです。
ドライヤーの熱から髪を守ったり、髪を滑らかにしてスタイリングをしやすくする効果が期待できます。
洗い流さないトリートメントの正しい使い方
少量を手に取り、髪全体に均一に馴染ませてください。特に毛先はパサつきやすいため、毛先を中心に馴染ませることで熱ダメージを受けにくくなります。
ただし、髪の根元は避けるようにしましょう。頭皮につけると、臭いやべたつきの原因になる可能性があります。
洗い流さないトリートメントは、以下のタイミングで使用するのが効果的です。
- ドライヤー前:髪を熱から守り、乾燥を防ぐ
- スタイリング前:髪を滑らかにし、スタイリングをしやすくする
- 日中の保湿:髪の乾燥が気になるときに使用することで、潤いを与える
ドライヤーやヘアアイロンやコテの前に使用すれば、熱から髪を守れるだけでなく、まとまりをアップさせてスタイリングしやすくする効果も期待できるでしょう。
その他、日中に髪を保湿する役割も果たします。髪の乾燥が気になる時に使用すれば、髪のうるおいをアップさせられるでしょう。
洗い流さないトリートメントの選び方
洗い流さないトリートメントには、主に以下4つのタイプがあります。
タイプ | 特徴 |
ミルクタイプ | 仕上がりが軽いべたつきにくい
さらっとした感触 |
クリームタイプ | 保湿力が高いダメージ補修ができる
仕上がりがしっとりする |
オイルタイプ | 髪のツヤがアップする髪の乾燥を防ぐ
仕上がりが滑らかになる |
ミストタイプ | 付け心地が軽い速乾性がある
均一に塗布しやすい |
それぞれに特徴が異なるため、理想の仕上がりや使い心地から自分に合ったものを選びましょう。
また、洗い流さないトリートメントを選ぶ際は、成分に注目するのもおすすめです。
- ヒアルロン酸:保湿力が高く乾燥を防ぐ
- ケラチン:髪のダメージを補修する
- シルクプロティン:髪にツヤを与え滑らかにする
これらの成分が含まれているものを選ぶと、理想の仕上がりに近づきやすくなるでしょう。
ドライヤー
ドライヤーは、髪を乾かすだけでなく、スタイリングを長持ちさせるための重要なアイテムでもあります。正しく使用することで、髪の健康を保ちながらスタイリングを維持することが可能です。
ドライヤーの正しい使い方
ドライヤーの基本的な乾かし方から見ていきましょう。
- 強温風で根元を乾かす
- 弱温風で髪型を整える
- 冷風で仕上げる
まず、強い温風で髪の根元をしっかり乾かします。根元がしっかり乾くことでボリュームが出やすくなるため、根元を中心に風を当ててください。
髪が8割程度乾いたら、弱い温風で髪型を整えます。弱い温風を使うことで、乾かしすぎによる髪へのダメージを防ぎながら、スタイルを整えることができるでしょう。
最後に、冷風で仕上げます。冷風を使うことで髪のキューティクルが閉じ、ツヤのある仕上がりに。髪は冷えると形が決まるため、冷風によってスタイリングが長時間キープされやすくなります。
また、ドライヤーを使うときは、以下のポイントにも気をつけましょう。
- 髪から20cm程度離す
- 風をさまざまな方向から当てる
- 手で髪の毛を持ち上げる
ドライヤーを髪から20cm程度離して使用することで、熱ダメージを軽減できます。近づけすぎると髪が傷む原因になるため注意してください。
風をいろんな方向から当てるのも大切です。髪を均一に乾かすことができ、乾かしすぎによる髪の乾燥も防げます。
手で髪の毛を持ち上げながら乾かすのもポイントのひとつです。髪の毛にすき間を作ることで風が通りやすくなり、ドライヤーの時間を短縮できるでしょう。
ドライヤーの選び方
ドライヤーを選ぶ際は、以下のポイントを意識して選ぶのがおすすめです。
- 風量
- 温度調節機能
- マイナスイオン機能
- 軽量デザイン
風量が強いドライヤーは短時間で髪を乾かせるため、髪へのダメージを軽減できます。風量2.0m³/m程度のドライヤーは、風量が強いといえるでしょう。
温度調節機能が充実しているドライヤーを選ぶのもおすすめです。温度調節が細かくできるドライヤーは髪質に合わせた適切な温度で乾かせるため、髪へのダメージを防げます。
髪のパサつきが気になる方は、マイナスイオン機能がついているドライヤーがおすすめです。マイナスイオンの効果で髪がまとまりやすくなり、しっとりとした仕上がりが期待できるでしょう。
また、扱いやすさもドライヤー選びの重要なポイントです。ドライヤーが重いと乾かすのが大変になるため、軽量で使いやすいデザインを選ぶと朝の準備が楽になります。
これらのポイントを考慮し、自分の髪質や使用状況に合ったドライヤーを選びましょう。
ドライヤーの上手な選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
→ヘアドライヤーの上手な選び方は?機能別・目的別で選ぶポイントを解説!
朝のヘアケアを効果的に行うならLaifenのSEヘアドライヤーがおすすめ!
朝のヘアケア効果を高めるなら、ドライヤーにこだわるのがおすすめです。
速乾性やイオン機能など、髪にやさしいドライヤーを使えば、朝のヘアケアをより効果的に行えるでしょう。
髪にやさしい機能が多く搭載されているドライヤーをお探しなら、LaifenのSEヘアドライヤーがおすすめ。
以下の機能で、美しく健康な髪を目指せます。
- 速乾性:21m/sの高風速でドライヤーの時間を短縮
- 自動温度調節機能:自動で温度を調節して乾かしすぎを防ぐ
- イオン機能:マイナスイオンを放出してしっとりまとまる髪へ
朝のヘアケア効果を高めて、1日を気持ちよくスタートさせたい方は、ぜひLaifenのSEヘアドライヤーを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、朝にヘアケアをする際の正しい順番や、効果的なヘアケアアイテムの使い方について解説しました。
朝のヘアケアは、見た目を良くする効果はもちろん、ドライヤーやアイロンなどの熱ダメージから髪を守る効果もあります。
朝のヘアケアを正しく行うことで、健康的で美しい髪を維持できるでしょう。
ツヤのあるサラサラ髪を手に入れたい方は、ぜひ本記事を参考にして朝のヘアケアに力を入れてみてくださいね。