「ドライヤーの冷風機能は何のためにあるの?」
「冷風はいつ使えばいいの?」
「冷風は髪にどんな影響を与えるの?」

冷風は多くのドライヤーに備わっている機能ですが、何のためにあるのか、どのタイミングで使えば良いのか知らない方もいるでしょう。

冷風機能にはさまざまなメリットがあるため、ドライヤーの際に使用するのがおすすめです。

本記事では、ドライヤーの冷風機能についてメリットや正しい使い方を解説します。

ドライヤーの正しい知識を身につけ、ツヤのある美しい髪を手に入れましょう。

ドライヤーの冷風機能による5つのメリット

5 benefits of the dryer's cold air function

ドライヤーの冷風機能には、次のようなメリットがあります。

  • 髪のツヤがアップする
  • ドライヤーによるダメージを軽減できる
  • パサつきを軽減できる
  • スタイリングが長持ちする
  • 寝ぐせを防止する

それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。

髪のツヤがアップする

ドライヤーの冷風機能を使うことでキューティクルが引き締まり、髪のツヤがアップします。

キューティクルとは、髪の表面にあるウロコのような形をした部分です。

キューティクルを閉じることで、髪内部の水分や栄養が外に出てしまうのを防いでいます。

このキューティクルは、髪が濡れたときに開き、熱を持った状態から冷める過程で閉じるのが特徴です。

そのため、ドライヤーの最後に冷風を当てることで開いたキューティクルが閉じ、ツヤのある美しい髪に仕上がるでしょう。

キューティクルは上から下に向かって髪の表面を覆っているため、その向きに合わせて冷風を当てるのがおすすめです。

ドライヤーによるダメージを軽減できる

冷風には、ドライヤーの熱によるダメージを軽減する効果もあります。

ドライヤーの温風は一般的に100~120℃とされており、長時間当て続けると髪が熱を持つため、ダメージの原因になることも。

しかし、冷風機能を使えば髪の表面温度を下げられるため、ドライヤーによる熱ダメージから髪を守れるのです。

乾かしているときに髪や地肌が熱いと感じた場合は、冷風モードに切り替えると熱ダメージを抑えられます。

パサつきを軽減できる

ドライヤーの冷風機能には、髪がパサつくのを軽減する効果も期待できます。

温風を当て続けると、開いたキューティクルからどんどん水分や栄養が出ていくため、髪がパサつく原因になりかねません。

冷風を当てることでキューティクルが閉じ、髪のうるおいをキープできます。

そのため、髪が広がりやすい方や枝毛が気になる方は、温風の後に冷風を使うようにすると髪がまとまりやすくなるでしょう。

スタイリングが長持ちする

スタイリングが長持ちしやすいのも、ドライヤーの冷風機能を使うメリットのひとつです。

髪の主な成分はタンパク質のため、温めると柔らかくなり、冷めると固まる性質を持っています。

この性質を活かし、温風で髪をセットし、冷風でキープさせるようにするとスタイリングが長持ちしやすくなるでしょう。

たとえば、髪のボリュームをアップさせたい場合には、根元を立ち上げるようにして温風で乾かし、立ち上げた部分をなぞるように冷風を当てるのがおすすめ。

ただし、髪が乾いていない状態だとスタイリングが決まりづらいため、しっかりと乾かしてからヘアセットするようにしてください。

寝ぐせを防止する

ドライヤーの冷風機能には、寝ぐせを予防する効果もあります。

髪は温めると柔らかくなり、冷えると固まる性質を持っているのが特徴です。

そのため、温風で髪を乾かした後すぐに布団に入ってしまうと、寝ている間にくせが付きやすくなります。

寝ぐせを防止するなら、温風を使った後に冷風で髪の毛を冷やしてから布団に入るのがおすすめです。

寝る前のちょっとした工夫で、朝のスタイリングがかなり楽になるでしょう。

ドライヤーの冷風機能を使うタイミングはいつ?

When should you use the dryer's cold air function?

ドライヤーの冷風機能をどのタイミングで使えば良いかわからない方もいるでしょう。

冷風機能は、髪を乾かした後やヘアセット後の仕上げに使うのがおすすめです。

ドライヤーの冷風機能には、開いたキューティクルを閉じたり、ヘアスタイルをキープしたりする効果があります。

そのため、ある程度髪が乾いた状態で使用するのがポイントです。

仕上げとして冷風を使うと乾いていない部分が冷たく感じるため、髪の乾かしすぎを防いでダメージを抑える効果も期待できるでしょう。

冷風のみで髪を乾かすのはNG!3つのリスク

Do not dry your hair with only cold air! three risks

「多くのメリットがあるなら、冷風のみで髪を乾かしても良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。

夏場にドライヤーをすると汗でべたつくため、自然乾燥や冷風のみで済ませてしまっているという方もいるのではないでしょうか。

結論から述べると、冷風のみで髪を乾かすのはNGです。

冷風のみで髪を乾かした場合、次のようなリスクが起こります。

  • 頭皮の血行が悪くなる
  • しっかり乾かない
  • 髪へのダメージが大きい

それぞれのリスクについて、詳しく見ていきましょう。

頭皮の血行が悪くなる

冷風を当て続けると頭皮の温度がどんどん下がっていくため、血行が悪くなります。

濡れている髪に冷風を当てると冷たく感じますが、その状態が続くと頭皮が冷えてしまうのです。

頭皮が冷えて血行が悪くなると、髪に必要な栄養が行き届かず、薄毛や抜け毛の原因になることも。

夏場はひんやりして気持ちいいかもしれませんが、頭皮の健康を考えると冷風のみで乾かすのは避けた方が良いでしょう。

しっかり乾かない

冷風のみだと完全に髪が乾くまでに時間がかかるため、頭皮に水分が残っていたり、毛先の乾かし残しに気づかなかったりする可能性があります。

頭皮に水分が残っていると菌が繁殖しやすくなるため、フケがかゆみ、臭いの原因にもなりかねません。

また、毛先が乾ききっていないまま布団に入ってしまうと、寝ぐせがひどくなる可能性もあります。

髪へのダメージが大きい

髪へのダメージが大きくなるのも、冷風のみで乾かすリスクのひとつです。

濡れた状態の髪の毛は、外部からの刺激を受けやすくなっています。

冷風のみだと乾かすのに時間がかかり、濡れている時間が長くなって髪のダメージにつながるため注意しましょう。

また、時間がかかる分、手ぐしやコームによる摩擦ダメージも増えてしまいます。

温風と冷風を上手に使い分け、手早く乾かした方が髪へのダメージを抑えられます。

髪へのダメージを抑える正しい冷風の使い方

Correct way to use cold air to prevent damage to hair

では、髪へのダメージを抑えるためには、どのように冷風を使うのが良いのでしょうか。

髪のダメージを抑えるドライヤーの手順は、次のとおりです。

  1. タオルドライでしっかりと水分をふき取る
  2. 粗めのコームで髪の絡まりを優しくほぐす
  3. 洗い流さないトリートメントで髪を保湿する
  4. 温風で7~8割程度乾かす
  5. 冷風でスタイリングを仕上げる

各手順について、以下で詳しく解説します。

タオルドライでしっかりと水分をふき取る

髪へのダメージを抑えるには、ドライヤーの時間をなるべく短縮することが大切です。

そのため、ドライヤー前にはタオルドライでしっかりと髪の水分をふき取るようにしましょう。

タオルドライの正しい方法は、次のとおりです。

  1. 髪全体をタオルで優しく包み込む
  2. 頭皮と髪の根元を軽く押さえて水分を取る
  3. 髪の中間~毛先をタオルで挟んで優しく押さえる
  4. 毛先から水が落ちなくなるまで2と3を繰り返す

また、髪が長い方や量が多い方は、マイクロファイバーのタオルを使用するのも良いでしょう。

吸水性が高いため、髪の長さや量に関わらずしっかりと髪の水分をふき取れます。

粗めのコームで髪の絡まりを優しくほぐす

髪が絡まっていると水分が溜まりやすくなるため、ドライヤー前には粗めのコームで軽くとかしておくのも大切です。

目が細かいコームだと余計に絡まったり、無理にとかそうとして髪が抜けたりする恐れがあるので、必ず目の粗いコームを使用するようにしてください。

また、濡れている髪は摩擦によるダメージを受けやすい状態です。

からまった髪をほぐす際は、毛先から少しずつ優しくとかすように意識しましょう。

洗い流さないトリートメントで髪を保湿する

ドライヤーの熱ダメージから髪を守るためには、洗い流さないトリートメントの使用がおすすめです。

髪を保湿してからドライヤーを使うことで、乾燥やパサつきを抑えられます。

ただし、根元に付けるとべたつく原因になるので、髪の中間~毛先にかけてなじませるようにしてください。

トリートメントを付けた後に粗めのコームで再度とかすと、より均一になじみやすくなります。

洗い流さないトリートメントには、オイルやミルク、クリームなどさまざまな種類があるため、効果や使用感から自分に合ったものを選びましょう。

温風で7~8割程度乾かす

ドライヤー前の準備が整ったら、まずは温風で髪を7~8割程度乾かします。

髪の根元は水分が溜まりやすく乾きづらいため、根元から中間、毛先の順に温風を当てるようにしましょう。

同じ部分のみに風が当たらないように、ドライヤーを左右に振ったり、髪をざっくり分けたりしながら乾かすのも大切です。

1箇所のみに温風が当たらないように意識すると、乾かしすぎによる髪へのダメージを抑えられます。

また、ドライヤーと髪の距離が近いとパサつきの原因になることも。

熱が伝わりすぎないよう、ドライヤーは髪から15cm程度離して使うようにしてください。

冷風でスタイリングを仕上げる

髪が7~8割程度乾いたら、冷風で髪の形を整えてスタイリングを仕上げます。

髪は温かい状態から冷える過程で形が固定されるため、理想の仕上がりをイメージしながら冷風を当てていきましょう。

くせが出やすい方は、髪を軽く引っ張りながら乾かすとくせが伸びやすくなります。

冷風は、キューティクルの向きに沿って上から下に向けて当てるようにすると、ツヤとまとまりのある髪に仕上がるでしょう。

髪へのダメージを抑えるドライヤーをお探しならLeifenのSEヘアドライヤーがおすすめ!

If you're looking for a hair dryer that won't damage your hair, Leifen's SE hair dryer is recommended!

ダメージを抑えて美しい髪を手に入れたい方には、LeifenのSEヘアドライヤーがおすすめです。

LeifenのSEヘアドライヤーには、次のような特徴があります。

  • 風量たっぷりでドライヤーの時間を短縮できる
  • 3種類の温度設定で効率的に乾かせる
  • マイナスイオンの放出によってしっとりまとまる髪に

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

風量たっぷりでドライヤーの時間を短縮できる

SEヘアドライヤーは、21m/sの高風速で髪を早く乾かせるのが特徴です。

髪を乾かす時間の目安は次のとおり。

ショートヘアミディアムヘアロングヘア
約3分約5分約7分

ドライヤーの時間を短縮することで髪へのダメージを最小限に抑え、乾燥やパサつきから髪を守ります。

3種類の温度設定で効率的に乾かせる

温度設定が充実しているのも、SEヘアドライヤーの特徴のひとつです。

80℃の熱風、50℃の温風、冷風の3つの異なる温度で、素早く効率的に髪を乾かせます。

また、温度調節ボタンを2秒間長押しすると、冷風と熱風が自動で交互に切り替わる機能が搭載されているのも魅力のひとつ。

髪の表面温度を適度に下げられるため、熱ダメージから髪を守る効果が期待できるでしょう。

マイナスイオンの放出によってしっとりまとまる髪に

SEヘアドライヤーには、風と一緒に2億個ものマイナスイオンを放出する機能が搭載されています。

マイナスイオンによって得られる効果は、次のとおりです。

  • 髪のツヤアップ
  • しなやかさアップ
  • くせ毛改善
  • 静電気の発生抑制

髪の広がりやパサつきが気になっている方は、マイナスイオンによってしっとりまとまる髪を手に入れられるでしょう。

まとめ

本記事では、ドライヤーの冷風機能についてメリットや正しい使い方を解説しました。

ドライヤーの冷風機能には、次のようなメリットがあります。

  • 髪のツヤがアップする
  • ドライヤーによるダメージを軽減できる
  • スタイリングが長持ちする
  • パサつきを軽減できる
  • 寝ぐせを防止する

冷風機能にはさまざまなメリットがあるため、今まで使っていなかった方はぜひ使用してみてください。

また、ダメージを抑えてまとまる髪に仕上げるには、以下のような手順で正しくドライヤーの冷風機能を使用することが大切です。

  1. タオルドライでしっかりと水分をふき取る
  2. 粗めのコームで髪の絡まりを優しくほぐす
  3. 洗い流さないトリートメントで髪を保湿する
  4. 温風で7~8割程度乾かす
  5. 冷風でスタイリングを仕上げる

本記事を参考にドライヤーについての正しい知識を身につけ、ツヤのある美しい髪を手に入れましょう。